ベッドの購入を検討して、デザイン、サイズ、マットレスや値段をチェックして完璧!と思っていませんか?実はまだチェックしてほしい項目があるのです。
それは「底板」です。マットレスを直接支える見えない部分です。
マットレスに隠れて、実物を見に行っても見落としていませんか?カタログに載っていてもあまり気にしていないのではありませんか?
そんな底板の種類を簡単にご紹介したいと思います。
すのこ
現在最もポピュラーなスタイルかもしれません。マットレスは湿気が溜まりやすいので、通気性も非常に大事になってきます。素材は湿気を吸いやすい桐が使われることが多く、すのこ状に底板を取り付けることで、通気性を確保しています。
通気性のためには間隔が空いている方が良いのですが、あまり空け過ぎてしまうと、耐久性に問題が出てきます。
スチールメッシュ
アイアン(スチール)ベッドのタイプによく使用されています。通気性は抜群で、申し分ありません。しかし細いメッシュはマットレスを置いて体重を分散すれば問題ありませんが、マットレスを外した状態で荷重をかけると、曲がってしまうことも。
ウッドスプリング
少し湾曲した棒状の木(ブナ)をすのこ状に並べたものです。板バネとも呼ばれます。アーチ状になった部分が弾力性となり、マットレスにかかる体圧を分散してくれますので、マットレスと合わせることによって威力を発揮し、寝心地が向上します。バネ強度を調整する機能もあり、体型に合わせることもできます。
機能に優れている分、多少割高になります。
フラット底板
収納付きベッドの場合によく用いられます。ベッド下に引出しが入りますので、埃や湿気などの蓋をする役割になります。当然のことながら通気性に関してはほとんどなく、こまめにマットレスを移動して換気したり、除湿シートなどを置いたりすることをお勧めします。
まとめ
見えにくい部分のチェックポイントである「底板」の種類について取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか?
値段や目的と照らし合わせながら、縁の下の力持ちである底板にも注目して見てくださいね。