“チェストベッド”って、どんなベッドか想像できますか?
「ベッドの下に引出しが付いたベッドでしょ」。
そのとおりですが、一般的に引出しが1段のベッドは“引出し付きベッド”、引出しが2段のベッドが“チェストベッド”として分類されます。
チェストベッドは引出し付きベッドと比較して、より収納力があります。
引出しの数が増えるので収納するものを分類しやすく、収納した物を出し入れしやすいメリットがあります。
チェストベッドがあれば、チェストは必要ないといっても過言ではありません。
収納スペースが少なく居住スペースも狭いお部屋には、ぜひ利用したいベッドです。
しかし、チェストベッドの最大のデメリットは“高さがあるので圧迫感がある”ことです。
特に狭いお部屋では、同じ床面積を使う家具でも、高さがあるだけで家具の存在感が増してしまいます。
その結果、狭いお部屋がさらに狭く感じてしまいます。
室内に入った瞬間に「ドーン」としたチェストベッドに圧倒されるようでは困りますよね。
そこでおススメなのが“白いチェストベッド”です。
チェストベッドに白が向いている理由
- 1.白は圧迫感がない
- 2.お部屋が広く見える
- 3.どんなインテリアスタイルにも馴染む
白は圧迫感がない
ダークカラーのチェストベッドは、どっしりと落ち着いたゴージャスな雰囲気があります。
しかし、壁の色とのコントラストが強すぎるため、狭いお部屋に置くと圧迫感があります。
日本の洋間は白い壁が多いので、白いチェストベッドならば壁の色と馴染みやすく、狭いお部屋に置いても圧迫感がありません。
ダークカラーのフローリングの場合は、ホワイト系のラグを敷けば、ベッドと床の色の馴染が良くなります。
圧迫感を少なくするもうひとつのポイントは、ヘッドボードの高さです。
チェストベッド自体の高さがあるのに、通常のベッドと同じような高さのヘッドボードが付いていると、より圧迫感のある家具になってしまいます。
ヘッドボードのないチェストベッドもありますが、ヘッドボードが低くければ圧迫感がプラスされません。
さらにボード部分に収納棚が付いていれば、ベッド周りの小物を置くためのサイドテーブルも必要ありません。
ヘッドボードの厚み分の奥行きはプラスされますが、サイドテーブルを置くよりもベッド周りがスッキリします。
お部屋が広く見える
インテリアカラーを白などの寒色で統一すると、お部屋は広く見えます。
ベースカラーの基本になる壁や天井が白、メインカラーはソファーなどの大物家具を白にすることで、お部屋は広々とした印象になります。
ソファーより大きなチェストベッドで、インテリアに白を加えることで、狭いお部屋も広く感じられます。
通常のベッドはベッドカバーをかけてしまうと、ベッドフレームの色はあまり目立ちません。
チェストベッドの場合は、ベッドカバーをかけてもチェスト部分は隠れませんので、広く見せる白い色の効果を活かすことができます。
ベッドカバーの色も寒色で統一すると、より一層お部屋が広く感じられますよ。
どんなインテリアスタルにも馴染む
白はどんな色とも相性が良く、合わせる色や素材で印象が大きく変わります。
同じ白いチェストベッドでも、黒と合わせればスタイリッシュに、ライトブラウンと合わせればナチュラルに、ピンクと合わせればガーリーに、クローム素材と合わせればモダンな印象になります。
だからこそ、白いチェストベッドならば、さまざまなインテリアスタイルのお部屋に似合うのです。
まとめ
「収納の少ない狭い部屋だからチェストベッドが欲しい。でも、チェストベッドは存在感があり過ぎて、部屋が狭く感じてしまいそうだからあきらめようか・・・」。
あきらめなくて大丈夫です!
白いチェストベッドならば、狭いお部屋に置いても圧迫感がありません。
ベッドとチェストを別々に置くよりも、省スペースになりますし、お部屋もスッキリ広く見えます。
シンプルなデザインの白のチェストベッドならば、どんなインテリアスタイルにも対応できます。
ガーリーなかわいらしいインテリアから卒業して、スタイリッシュな大人っぽいインテリアにイメージチェンジしたい時にも、白のチェストベッドならばベッドを買い替えることなく、思いどおりのインテリアテイストを楽しめますよ。